【Photoshopチュートリアル番外編 第1回】ブレンド(描画)モードについて

2019年12月4日

こんにちは!Takaです。

今回から番外編ということで

Photoshopの描画モードについて何回かに分けて解説したいと思います。

※画像内のカラーはそれぞれRed : FF0000Blue : 0000FFGreen : 00FF00、Black : 000000、White : FFFFFFで作成しています。

 

描画モードとは何か?

別名ブレンドモードともいい、下のレイヤーに対して上のレイヤーをどういった合成をするか設定する機能です。

通常から輝度まで全部で27種類のモードがあります。

元にあるレイヤーにある色を基本色、上に重ねるレイヤーを合成色といいます。

 

①通常

初期設定のモードでそのまま上にくるものが重なるだけです。

 

 

②ディザ合成

【ディザ】とは限られた色数で、多くの色調を表現する方法です。

不透明度に応じてノイズのような効果で荒い感じになります。

▼不透明度90%

▼不透明度50%

 

 

③比較(暗)

【比較(暗)】とは、基本色と合成色を比べてより暗い方を適応する方法です。

合成色より基本色の方が暗い場合は基本色がそのまま残るので、色が置き換えられるのは合成色よりも基本色のほうが明るくなります。

 

 

④乗算

【乗算】とは、×(掛ける)という意味で、色と色のかけ算です。

絵の具で白色以外の色を混ぜると暗くなるのと同じです。白い部分は置き換えられません。

【乗算】は結果色が予想しやすいので、比較的多く使用するモードです。

 

 

⑤焼き込みカラー

【焼き込みカラー】とは、基本色と合成色の重なる色を暗くします。元から暗い部分はより暗くなるので、コントラストが高くなります。

 

 

⑥焼き込み(リニア)

【焼き込み(リニア)】とは、焼き込みカラーと似ていますが、重なった部分の明るさ落とすので全体的に暗くなります。

 

 

⑦カラー比較(暗)

【カラー比較(暗)】とは、基本色と合成色を比べて、すべてのRGB値の暗い方が結果色として表示されます。

 

 

まとめ

【通常】から【カラー比較(暗)】まで簡単にですが紹介しました。次回も残りの描画モードを解説していきます。

【Photoshopチュートリアル番外編】ブレンド(描画)モードについて全5回は下記から

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Taka

フリーランスでグラフィックデザイナーをしている「Taka」と申します。本ブログでは主にphotoshopを使用したデザイン関連のチュートリアルやお役立ち情報を記事にしています。気になる記事があったらシェアしてもらえると嬉しいです^ - ^